たらいまわし企画・第43回「音とリズムの文学散歩」

たらいまわし企画・第43回「音とリズムの文学散歩」

Tara43

超ひさびさに、たら本に参加します(久々すぎてドキドキ汗)
今回のお題は「音とリズムの文学散歩」picoさん@おかぼれもん
ご主催です。

音楽と本!このお題を見た瞬間「絶対参加しなきゃー!ふがー!」と思いました(笑

ちょうど自分のオケ演奏会と仕事の繁忙期にぶつかり、遅い参加となりましたが。。。

===♪=====♪=====♪=======♪=======

『デュオ』 飛浩隆


「象られた力」という短編集に収録の短編です。
叙情的かつ切れ味するどい描写力。音楽モチーフのものでは
一番、鳥肌がたつくらい「すごい」と思った。
作中で使われるヴォルフの歌曲は、ぜひ、聴いてみなければ。。。
と思いつつまだ聞いてませんが(^^;;


『麦ふみクーツェ』いしいしんじ

港町で暮らす「ぼく」の前にある日、小人のクーツェが現れた。なにかが
おきるたびに、クーツェは現れ、麦を踏んでいるのだ。

「とん・たたん・とん」麦ふみのリズムが全体を支配し続ける。
いしいしんじの描く世界は寓話のようだけど、けして綺麗なものではない。
時に凄惨な事件がおきたり異形の人が暮らしていたり。しかしそれらも
あくまでさらりと描かれていく。
「ぼく」を取り巻く大人のなかで、とりわけチェロ奏者の言葉が印象的。
ぜひ小説の中で出会ってください。


『鳥類学者のファンタジア』奥泉光

謎の音階をめぐるジャズピアニスト希梨子のぼうけん。時空をこえちゃったりロンギヌスやら何やら怪しさと
おかしさが満載。めちゃくちゃでパワーがあって面白かったなあという印象があります。

『空のひきだし』伊勢英子

とくに音楽を中心に扱ってるわけではないのですが、画家のいせさんは
ご自身もチェロを弾かれるだけあってさりげなく文章のあちこちに音楽が
ちりばめられてます。これはエッセイ集。
彼女の絵も大好きです。
宮沢賢治の絵本、ずばり「ゴーシュ」の挿絵のお仕事などもされてます。

『讃歌』篠田節子

ヴィオラ弾きが主人公!というだけでも希少価値が(笑
篠田さんは自分もチェロを習ってるだけあって音楽についての
描写はしっかりしてる。ただこれは、途中から若干、期待とずれて
いってしまって、とってもおすすめ!というわけではないのですが(^^;;


「ケッヘル」中山可穂 も真っ先に思いつきましたが、主催者さまが
あげられてますので^^私も大好きです。

自分も楽器をしてるので、音楽モチーフの小説やまんがは見つけたらだいたい
読んでいる、つもりです。
でも今回は純粋に演奏家(もしくは演奏家をめざす人)や指揮者を
主題にしたものはあげられなかったなあ。音楽そのものが主題になってる小説。
無いわけではないのですが、これ!といったものがまだ無い、ような気がします。
忘れてるだけ、あるいは私が知らないだけかもしれませんが。
あ、「オルガニスト」は結構本格的に音楽してましたが、あれはSFになっちゃうし。


まんがのほうがあるかも。。。今だったら、のだめとか、キス(マツモトトモ)とか
いつもポケットにショパンとか変奏曲とか。

そんなわけで音楽モチーフものはとても興味ありますので皆さんのエントリを
拝見して楽しんでます。

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たらいまわし企画・第20回 「これがないと生きていけない」

たらいまわし企画・第20回 「これがないと生きていけない」
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今回のお題は、「これがないと生きていけない」です。主催者さまは混乱と反省の日々の、多摩のいずみ さん。

そのままストレートな意味でしたら、クリスチャンの人なら『聖書』でしょうし、ムスリムの方なら『コーラン』、仏門におられる方々には『大蔵経』、といったところでしょうか。ほかにも、人生通じての座右の本とか、生きるうえで衝撃を受けた本などでもよいかと存じますし、もっと広く解釈して、生きるために必要不可欠なものという意味で、水の本とか、音楽の本、お菓子の本といったものも面白いでしょう。もしくは、単に大好きな本を挙げて、「死にたくなければこれを読め」という脅迫でもかまわないかも。おっと、あまり余計なことを申し上げないほうがいいですね。

むむっ。。。むずかしい^^;;
・・・いちおう「座右の本」ということで考えてみました。もしくは「これがなかったら人生変わっていたかも」というような意味合い。

座右の本というのもまた難しいです。好きだった(好きな)本はいろいろありますが、
影響を受けた、というと、
たぶんこれじゃないでしょうか。

「星の王子様」サン=テグジュペリ 岩波書店
愛蔵版 星の王子さま


今まで特に挙げたことはなかったけれど、
よくよく考えると、この本の中に、自分にとって大切な言葉がいくつもあって、
自分の考えの底をかたちづくっているひとつだと思うし、
フランス語を勉強してみたい(原語で読んでみたい)と思ったきっかけだし。

有名なのは「大切なことは目にみえない。心で見なくちゃ」
という言葉だと思うのですが、他にもたくさんあります。そのなかで、
私が好きなのはキツネと王子さまのやりとりです。

キツネが言うのです。「今の自分には、きみはそこらへんにいるたくさんの男の子と同じだ。
でも、もし僕たちが『仲良くなった』ら、お互いにかけがえのない存在になる。
僕はパンを食べないから小麦に興味なかったけど、王子様の金髪に似ているから
小麦をみても嬉しい気分になれる。麦のうえをわたる風さえも素敵に思える」
(記憶だけで書いてるのでかなり違うと思いますが、大意です)

なんかもう、すごーくいい言葉だなあと。誰かに出会ったことで
こういうふうに思うようになれたら、すてきだなあと思うのです。

あと、番外編です。

新井素子「通りすがりのレイディ」集英社コバルト文庫
レイディのものの考え方に、かなーり影響を受けたと思われるので(笑)

通りすがりのレイディ

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たらいまわし企画・第19回 Ver.1&Ver.A

tara19

今回のお題は、ふたつあります。主催者さまはSukuSukuPu-sanの、mort_a_creditさん。

まずは、ひとつめ。

第19回 Ver.1「実は……こんな本を持ってるんです」

持っていることをあまり人に知られたくない本。 本棚に刺さっている風景だけでも嫌なのに、なぜか捨てられない本。引っ越しや大掃除など、何度も処分する機会はあったはずなのに、なぜか残っている本。 裏を返せば「そんな本なのに捨てられない」こそ、自分にとって必要である本のようにも思ったりもする。 それだけ大切だったり思い入れがあるなら、他人に勧めてもいいのではないかということにもなる。 ここはブログ。実生活とは別世界。ぶっちゃけていきましょう。

うーん、、、私、引越しもしてないし大掃除でも本を処分しないので、「何度も処分する機会があったはずなのに
なぜか残っている」というわけではないのですが、
何となく大っぴらには人に言わない本というと、これかなあ。

ごとうしのぶ「そして春風にささやいて」角川ルビー文庫

夏の残像―タクミくんシリーズ
(書影が出なかったのでとりあえずシリーズ中の本をリンク)

いわゆる、ボーイズラブというやつですね(苦笑)
最初に読み始めてからもうずいぶんになりますが、未だに続いている(そして新刊が出ると買ってしまう^^;;)・・・
ストーリーは、全寮制の高校で、主人公、託生が、御曹司にして美形のギイに思いをよせられて
恋人どうしになり・・・という、要するに女の子でいえばシンデレラストーリーみたいなもの(と言ってしまうと身もフタもない感じだが)。
いくら男子校だからってこんなに男子カップルばかりできるか!とたまにツッコミたくなりますが(爆)、
いろいろなキャラクターが登場して彼らのいろんな話が読めるので、けっこう楽しんでいます。
BLといってもハードな描写もないし。(というかハードなものは好きではないので)

私はイラストのおおやさんの絵が好きなのでそれも魅力のひとつ。

ちなみに読み始めたきっかけは3巻目に「CANON」というバイオリニストものの話があったからだったりします。


では、もうひとつのお題。第19回 Ver.A「2005年に読んだベスト本」

時期が時期なので、今年読んだ本のなかでいちばん良かったものを紹介してください。刊行が今年でなくてもかまいません


これは、ほぼ迷わずに、

島本理生「ナラタージュ」です。

ナラタージュ

読んだときの感想はこちら

良かった本はいろいろあるし、読む気満々で買ったまま積んである本とかもあるので
(いしいしんじ「ポーの話」とか荻原規子「風神秘抄」とか・・・)
これから読んだ本が取って代わる可能性もありますが、でもたぶん、揺らがずに
1位はこれになると思う。
ベスト10まで選ぶとすれば、あげたい本はきっといろいろ出てくると思います。
そちらは、年明けすぐにでも、あらためて。

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たらいまわし企画・第17回「子どもと本」

tarais17

参加が大変おそくなってしまいました。。。(汗)
TBによる本の紹介、『たらい回し企画』。
今回のお題は、イーライがやって来たの、マーヤーさんによる第17回「子どもと本」です。

子どもの本、じゃなくて、子どもと本。なので解釈は自由、とのこと^^

うーん。オーソドックスに、子供のころ好きだった本、というか、
もうちょっというと、子どものころ好きだったという記憶が今でも私を幸福にしてくれる本(理屈っぽいな^^;;)
という観点で選んでいきたいと思います!

ちなみに小学生くらいまでですかね。。。

わたりむつこ「はなはなみんみ物語」リブリオ出版
オンライン書店ビーケーワン:はなはなみんみ物語オンライン書店ビーケーワン:ゆらぎの詩の物語オンライン書店ビーケーワン:よみがえる魔法の物語【リンク先はBK1】

ふたごの小人の兄弟(鼻が大きいほうが兄のはなはな。耳が大きいのが妹のみんみ。)
とその家族のお話。
こびと同士で昔、大戦争があってその唯一の生き残りの一家。ある日、父親が
食料を買いに行ったまま帰ってこない。どうやら、悪い「羊びと」に攫われたらしい。
一家は、父親を探しにいくことを決意。そのための手段として、
祖父は、封印していた「空を飛ぶ」魔法を再び使うことを決意する。。。

全3巻。父親を救いにいく話が1巻。
で、他にも生き残りの小人族がいるらしいと聞き付けてまた旅に出るのが第2巻、3巻です。

魔法、小人、という私のツボに加えて
だんだん、地球環境や平和、愛、という壮大なテーマが盛り込まれていて、
すごい面白かったのです。
大人になってから読んでもそれなりには楽しめると思うのですが、
やはりこれは子どものときに読めてよかった。
挿絵もすてきです。

リブリオの本ってあまりメジャーじゃないけど、高楼さんの本といい
いい仕事してるなーと思います。

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」岩波書店
はてしない物語

やはりこれも外せないかな?
本を読む楽しみ、というのを心ゆくまで味わえる。
これは、ぜひ岩波のハードカバーで読んで欲しい。
途中で「あっ!!」という、主人公バスチアンと同じ体験が味わえるから。

この本の後半はすごいシビアで読むのが辛かったなあ。。。

トラバース「風にのってきたメアリー・ポピンズ」岩波少年文庫

風にのってきたメアリー・ポピンズ帰ってきたメアリー・ポピンズ 新版
とびらをあけるメアリー・ポピンズ公園のメアリー・ポピンズ


乳母というのが憧れの存在だった。。。ちょっとピリっと辛めで、
だけど実は楽しく、なんだか謎も多いメアリーポピンズ。いいキャラですよね~~。


プロイスラー「大どろぼうホッツエンプロッツ」偕成社
大どろぼうホッツェンプロッツ大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる


なんといっても「焼きソーセージとザワークラウト」が美味しそうで^^
あとドイツの風物も面白かった。当時は、チロル帽って、、、?って感じでしたから。


さとうさとる「誰もしらない小さな国」講談社
だれも知らない小さな国豆つぶほどの小さないぬ星からおちた小さな人
ふしぎな目をした男の子小さな国のつづきの話小さな人のむかしの話

小人ものが好きだったんですね、私。しばらくは真剣にフキの葉を見ると
その下を探していた(笑)
出てくるコロボックルを全員、表にしてみよう!という
マニアなこともしていた記憶が(笑)


江戸川乱歩「少年探偵団シリーズ」ポプラ社
少年探偵 1【BK1】

たしか48冊全部読む!とむやみに張り切り、
シリーズ名を全部暗唱するとかいうアホウなことをしていた気が(笑)
とりあえず全部読んだはずです。(図書室に全部そろっていたので。。。ありがたや。。。)
忘れちゃったものも多いですが(^^;;

図書館にありそうな子供向けの推理ものはほとんど読んだと思います。ルパン、ホームズ、あと
マガーグ探偵団(笑)とか、少年探偵ブラウンとか。

松谷みよ子「ちいさいモモちゃん」
ちいさいモモちゃんモモちゃんとアカネちゃんちいさいアカネちゃん
モモちゃんとプーアカネちゃんとお客さんのパパアカネちゃんのなみだの海

モモちゃんとアカネちゃんシリーズ。ネコのジャムとか、くつしたのタッタちゃんとタアタちゃんとか、
すごい可愛い世界なんだけど、途中から実はシビアなことが書いてある。というのは
漠然とですが感じていました。
影を食べてしまう「うしおに」とかすごい怖かったなあ・・・

ケストナー「ふたりのロッテ」岩波書店
ふたりのロッテ
「飛ぶ教室」ももちろん大好きだったのですが、
これも好きだった。
きっと、ふたごの入れ替わりというところが、わくわく感なのですね。
ニクズクって何だろう?と長年思っていた・・・(変なところで引っかかる私)

リンドグレーン「やかまし村の子供たち」岩波書店
オンライン書店ビーケーワン:やかまし村の子どもたちオンライン書店ビーケーワン:やかまし村の春・夏・秋・冬オンライン書店ビーケーワン:やかまし村はいつもにぎやか
「ピッピ」ももちろん大好きでしたがこれも好きでした。
スウェーデンの生活ぶりがいろいろ珍しかったのと(ザリガニ食べたりとか。。。)
村に4軒しか家がなくて6人しか子供がいなくて皆仲良し、というところがなんか憧れ。


他にも挙げるときりがないので、この辺で。。。

とりあえず皆さんのエントリは全部見させていただいて非常に楽しませていただきました。
TB全部はして回れないと思うのですが、、、すみません(前回も途中で力尽きてしまって^^;;)

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MyBestBooks! 恩田陸

トラキチさん主催の
MyBestBooks!
に参加します。

ううむ。。。恩田作品を3つ選ぶのは至難の業です。
最近のものは未読。ユージニアと蒲公英草子、小説以外、それと、ねじの回転、上と外は未読です。
それ以外は既読。

1位

黒と茶の幻想
黒と茶の幻想
黒と茶の幻想


かつてのの仲間が再会して旅する、、、という設定がツボ。4人それぞれの
キャラクターも、文中で語られる謎もエピソードもよいし、
舞台となってる屋久島の描写も素敵。

2位

三月は深き紅の淵を
三月は深き紅の淵を
三月は深き紅の淵を


恩田さんの本への愛や、斬新な展開などが既に確立されているし、
本格的に恩田作品にハマるきっかけとなった作品ということで。

3位
六番目の小夜子
六番目の小夜子
六番目の小夜子


学園という閉ざされた場所でおこる謎、高校生という一瞬の時を
切り取る上手さ、圧倒的な「恐怖」の描写力(文化祭のシーン)など
やっぱりこれも初期の代表作かなと思い選択。

※光の帝国や夜ピクを外すのはしのびなかったんですが(^^;;

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MyBestBooks! 加納朋子

トラキチさん主催の
MyBestBooks!
に参加します。

加納朋子さんの作品はたぶん「てるてるあした」以外は全部読んでいる、
と思います。

1位は「スペース」

スペース
スペース

これは、ひとえに「バック・スペース」が大好きなので、迷わず1位。
「バック・スペース」は、おとぎばなしのような、奇蹟のような話だけど、
それでも素直にその奇蹟を信じさせてくれる話だから。
タイトルの「スペース」という言葉に様々な意味をもたせてあるのも
いいなあと思います。

2位3位は、迷うな。。。

いっそのこと駒ちゃんシリーズ全部。としてしまいたいところですが(爆)
それも何かなあとも思うので、

2位は「ガラスの麒麟」
ガラスの麒麟
ガラスの麒麟


触れたらすうっと切れそうな痛々しさのある話ではあるのだけど
加納さんらしい暖かさを失っていないところがいい。

3位は、迷ったのですが

「月曜日の水玉模様」
月曜日の水玉模様
月曜日の水玉模様


普通のOL?な陶子のに親近感を覚えるので。

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たらいまわし企画・第16回「美味しそうな食べ物が出てくる本は?」

tarai16


TBによる本の紹介、『たらい回し企画』。
今回のお題は、妖精と黒薔薇の書架つばきさんによる16回「美味しそうな食べ物が出てくる本は?」です。

食い意地が張っている私としては大変嬉しいお題です(笑)

まず浮かんだのが

恩田陸「木曜組曲」徳間文庫

木曜組曲
恩田 陸著

(BK1へのリンクです)


恩田さんの作品には美味しそうな食べ物がしょっちゅう出てくると思っているのですが
(「MAZE」の恵弥の料理とか)
この作品もそう。

ストーリーは、


小説家、重松時子が死んでから4年。時子に縁の深い女達が「うぐいす館」に
集まり、彼女を偲ぶ会が催される。
話がもりあがるうちに、いつしか時子の死の謎に焦点があてられていく。。。

なのですが、とにかく、この集まった女たちが食べてばっかり!
しかも美味しそうな料理ばっかり!
これでもか!とばかりに繰り出される美味しそうな料理の
数々におもわずよだれが。。。(笑)

時子の死の謎に迫るミステリとしてもなかなか面白いのと
小説家としての業、小説家と編集者の葛藤みたいなものが書かれているところも
面白いです。


それから

ローラ・インガルス・ワイルダー「大きな森の小さな家」福音館文庫
大きな森の小さな家 ~インガルス一家の物語(1)~

この時代、まさに食べることと生きることは直結していたのだな、と思います。
肉を食べるためには父さんが狩にいったり、自分達で家畜を飼ったり。
ブタを解体して1頭まるごと使う。
バターやチーズも自分達で作る。
今よりもだんぜん不便で、たしかに大変なのですが、しかしとても魅力的に思えます。
ローラたちがクリスマスに貰ったお菓子や、メイプルシロップを雪の上に
たらして作るキャンディーは素朴だけど他の何よりも美味しかったのでしょうね。

レシピ集も出ているのであげちゃいます。
大草原の『小さな家の料理の本』―ローラ・インガルス一家の物語から
大草原の『小さな家の料理の本』―ローラ・インガルス一家の物語から

画像が出ないのが残念ですが、原作のガース・ウィリアムズさんのイラストが
そのまま使われているのが嬉しいです。

それと、

石井好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」暮らしの手帖社
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる(BK1)

暮らしの手帖を愛読するへんな小学生だった私(^^;;
パリへの漠然とした憧れとか、シンプルだけど美味しい料理への興味とか、
案外この本あたりが今の私を形づくっていると言えるかなと思います。

さいきん、「レシピ版」が出たようですね。こちらもぜひ読んでみたいな。
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる レシピ版
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる レシピ版

あとは番外編で「ぐりとぐら」でしょうか。これぞ私の原点でしょう。
あのカステラ・・・・(涎)
ぐりとぐら
ぐりとぐら


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たらいまわし企画・第15回「私の夏の1冊!!」

taraibn


2回目の参加をさせていただきます、TBによる本の紹介、『たらい回し企画』。
今回のお題は、七生子さんによる15回「私の夏の1冊!!」」


夏といえば。。。高校野球。(私の中では。)
そんなわけで、読んでみたいとずっと思っているのが
「バッテリー」あさのあつこ
です。高校野球ではありませんが・・・
バッテリー


もう一つは
「夏の庭 The Friends」湯本香樹実
夏の庭―The Friends

死ぬことってなんだろう?と思った僕(木山)、山下、河辺、の3人組は、 夏休みに、近所の、今にも死にそうなおじいさんを見張り始める。 始めは、「観察」だったものが、いつしか、3人とおじいさんの交流が始まり、 そして・・・

湯本さんは大好きな作家さんの一人なのですが、
多分それは、きちんとしたものの大切さ、を書いてくれるからかなあ
と思います。
日々きちんと過ごしていくことの大切さ、というか。

この作品はいってみれば「おじいさんとの交流を通して一夏に成長する少年たち」
という要するに王道的な作品で、派手な感じでもないのですが、
そこが良さなのだと思います。ラストのオチもなかなかに決めてくれます。


あともう一つは、
恩田陸「蛇行する川のほとり」
蛇行する川のほとり


これは描かれている季節が夏だし、↑が少年ならこっちは少女、ということで!?

高1の夏休み、毬子は憧れの先輩、香澄と芳野に、演劇部の背景を描く手伝いを頼まれる。 香澄さんの家で合宿をして作業することになり、喜ぶ毬子。 だが、親友の真魚子は「あの二人は何かを企んでいるから気をつけろ」と言う。

二人の少年、暁臣と月彦も交えて合宿が始まり、そして、
毬子は思い出す。小さいころに、この場所で事件があったことを。女の人が
船着き場のボートの中で死に、そして小さい女の子が塔から落ちて死んだ。
あの事件は、どういうことだったんだろう・・・

恩田さんお得意の、限定された場所、人物、期間、の中で起こる事件。
雰囲気の盛り上げ方はさすがだなあと思う。やや、人物が多すぎて
混乱しないでもないけれど・・・

うだるような暑さと同時に夏の終わり、という言葉が想起される物語。
それは、夏の終わり=少女期の終わりというイメージがあるからかもしれない。

少年は、「一つ大人になる」けど、少女期は「終わってしまう」もの、
のような気がする。

刊行されたときは隔月間で、1巻ごとに語り手が変わるのですが、
2巻の終わりが衝撃的で。次巻を待つのがつらかった(苦笑)
今は3巻合本が出ていますが、これだと印象はどうなのでしょうね。

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Book Baton

四季さん
からまわしていただきました。MusicalBatonの本版ですね。こんなのあったんだ!

■Book reading right now (今読んでいる本)

津原泰水「妖都」講談社文庫

■The last book I bought (最後に買った本)

津原泰水「妖都」講談社文庫


■Five novelists(or writers) I read a lot, or that mean a lot to me
(よく読む、または特別な思い入れのある 5 人の作家、または小説家)

◎海外の作家

ミヒャエル・エンデ
エーリッヒ・ケストナー
アストリッド・リンドグレーン
ローラ・インガルス・ワイルダー
C・W・ルイス

海外の作家はほとんど子供(小学校~中学校)時代によく読んだ作家たちで
読書の楽しさを教えてくれた人たちです。
今はなぜか海外ものはほとんど読まないですね・・・・

◎日本の作家

寮 美千子
荻原 規子
高楼 方子
いしいしんじ
恩田 陸

大好きだし新刊が出たらほぼ確実に読むひとたち。

■Five books  I read a lot, or that mean a lot to me
(よく読む、または特別な思い入れのある5冊の本)

◎海外

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」岩波書店
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エーリッヒ・ケストナー「飛ぶ教室」偕成社文庫
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アストリッド・リンドグレーン「長くつ下のピッピ」岩波少年文庫
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ローラ・インガルス・ワイルダー「大きな森の小さな家」福音館文庫
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C・W・ルイス「ライオンと魔女」岩波少年文庫
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◎国内

寮 美千子「小惑星美術館」パロル舎
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荻原 規子「空色勾玉」徳間書店
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高楼 方子「時計坂の家」リブリオ出版
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いしいしんじ「ぶらんこ乗り」新潮文庫
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恩田 陸「三月は深き紅の淵を」講談社文庫
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それぞれの作家さんから1冊選んでみました。出会うきっかけ、そして大好きになるきっかけと
なった本です。寮さん、荻原さん、いしいさんのはデビュー作ですね。幸運な出会いだったなあと思います。


■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)

バンリさん
おきらく銀汰さん
yukiさん
カノンさん
JILLさん

よろしくおねがいします。興味がなかったらスルーしていただいてもいいし
無理にまわさなくてもかまいませんので。

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Musical Baton

最近あちこちで見かけるので、そろそろ?と思ってたら、
友人gomaさん
JILL嬢からほぼ同時に回ってきました、
Musical Baton

音楽に関する5つの質問に答えて5人の回答者に回すというものです。


Q1 : Total volume of music files on my computer (PCに入ってる音楽ファイルの容量)

1.1G。ほとんど演奏の録音です。(自分や友人のとか)
PCで音楽を聴く用にMP3をおとしたりすることはほとんどないので。


Q2 : Song playing right now (今聞いている曲)

ブラームス:バイオリンソナタ1番「雨の歌」

Q3 : The last CD I bought (最近買ったCD)

レ・ミゼラブル2003年公演版(主演 別所哲也)
最近クラシックCDは買ってなかったりする^^;;

Q4 : Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲ホ短調
ヴィヴァルディ:四季
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲2番ハ短調 
バッハ:無伴奏バイオリンのためのソナタ&パルティータ
パッヘルベル:カノン

どれもクラシック音楽ていいなあとかバイオリン弾きたいなあと思うきっかけになった曲でもあり
今後もずっと好きなのであろう曲。

Q5 : Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

こきんさん

keroさん

四季さん

Yumikoさん

まる@西さん

よろしくお願いします^^
しかしですね、私は、音楽の「ながら聞き」が出来ないのと
部屋のCD環境があまりよろしくないのと、外出のときは音楽を聴かない
(イヤホンが苦手のため)ので、
あまり音楽を聴かない、ことに気づきました(^^;;
最近はほとんど聞いていませんね。ってあんたはほんとに音楽やってる人かい!?(爆)

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