たらいまわし企画・第20回 「これがないと生きていけない」
今回のお題は、「これがないと生きていけない」です。主催者さまは混乱と反省の日々の、多摩のいずみ さん。
そのままストレートな意味でしたら、クリスチャンの人なら『聖書』でしょうし、ムスリムの方なら『コーラン』、仏門におられる方々には『大蔵経』、といったところでしょうか。ほかにも、人生通じての座右の本とか、生きるうえで衝撃を受けた本などでもよいかと存じますし、もっと広く解釈して、生きるために必要不可欠なものという意味で、水の本とか、音楽の本、お菓子の本といったものも面白いでしょう。もしくは、単に大好きな本を挙げて、「死にたくなければこれを読め」という脅迫でもかまわないかも。おっと、あまり余計なことを申し上げないほうがいいですね。
むむっ。。。むずかしい^^;;
・・・いちおう「座右の本」ということで考えてみました。もしくは「これがなかったら人生変わっていたかも」というような意味合い。
座右の本というのもまた難しいです。好きだった(好きな)本はいろいろありますが、
影響を受けた、というと、
たぶんこれじゃないでしょうか。
今まで特に挙げたことはなかったけれど、
よくよく考えると、この本の中に、自分にとって大切な言葉がいくつもあって、
自分の考えの底をかたちづくっているひとつだと思うし、
フランス語を勉強してみたい(原語で読んでみたい)と思ったきっかけだし。
有名なのは「大切なことは目にみえない。心で見なくちゃ」
という言葉だと思うのですが、他にもたくさんあります。そのなかで、
私が好きなのはキツネと王子さまのやりとりです。
キツネが言うのです。「今の自分には、きみはそこらへんにいるたくさんの男の子と同じだ。
でも、もし僕たちが『仲良くなった』ら、お互いにかけがえのない存在になる。
僕はパンを食べないから小麦に興味なかったけど、王子様の金髪に似ているから
小麦をみても嬉しい気分になれる。麦のうえをわたる風さえも素敵に思える」
(記憶だけで書いてるのでかなり違うと思いますが、大意です)
なんかもう、すごーくいい言葉だなあと。誰かに出会ったことで
こういうふうに思うようになれたら、すてきだなあと思うのです。
あと、番外編です。
新井素子「通りすがりのレイディ」集英社コバルト文庫
レイディのものの考え方に、かなーり影響を受けたと思われるので(笑)
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Comments
瑛里さん、おはようございます。
ああ、「星の王子さま」ですね。
これはほんと、とても瑛里さんらしいなあ~と思いました。
こういう言葉の1つ1つを、自分の中に大切に持ってらっしゃるのも、すごく分かるなあって感じです。
そうですよね、「星の王子さま」は原書で読みたくなりますよね。
私もそう思って本も用意してたのに、すっかり忘れてたのを思い出しました…
久しぶりにフランス語を真面目に勉強しようと思ってるんですけど、いい機会だからこの原書にも挑戦してみようかしら!?
「通りすがりのレイディ」もいいですね。という私も、レイディにはかなり影響されてるかもしれないです。時々ね、人の頭をくしゃくしゃっとするたびにレイディのことがふっと頭をよぎるんですよねえ。や、自分が太一郎とかレイディの役回りってわけじゃないんですが…(^^ゞ
Posted by: 四季 | January 22, 2006 at 05:14 AM
子供の頃、両親に買ってもらった本、
今、手元に5冊あるのですが
『星の王子様』はその中の一冊です。
だから繰り返し読んでいるかというとそうじゃなくて、
通読したのは子供の時に数回…
「あら?狐なんか出てきたかしら?」と
今、本棚からひっぱりだして狐のところを読んでみました。
…
…
…
じーん(涙)
これってこんなに感動する話だったんですね!
みなさんが『星の王子様』を話題にするたび
「ふーん」くらいの関心しか持たなかった私が
まちがっていました。
前半ばかり記憶に残っていましたが、後半、いいですね(つД`)
読みなおしたいと思います。
Posted by: LIN | January 22, 2006 at 10:13 AM
うちの主人が最近星の王子さまを読み直して、ものすごい感動してました。そのときはいったい何が起こったんだあ!と思いましたが、今日納得。そんなすてきなことが書いてあったっけ?という感じで全然忘れてしまっている自分に気づきました、、、。
Posted by: Miwako | January 22, 2006 at 01:31 PM
四季さん、コメントありがとうございます。私らしいですか?うーんなんだか照れるなあ^^;;ありがとうございます。嬉しいです。
原書はたぶん四季さんなら読めると思いますよ。好きな部分だけ拾い読みでもいいと思いますし^^
ちなみに「星の王子様をフランス語で読む」という
本もあるので参考になるかも。。。
レイディ、四季さんも影響されてますか!ふふふ^^同志(笑)
Posted by: 瑛里 | January 23, 2006 at 01:20 AM
LINさん、コメントありがとうございます。手元に5冊残ったうちの1冊、ってなんだかすごいですね^^
わざわざ再読していただいたなんて何だか嬉しいです。
子供のときは読みのがしている部分とかってありますよね。
私もキツネの会話が印象に残ったのって大学に入ってからなんです。
Posted by: 瑛里 | January 23, 2006 at 01:23 AM
Miwakoさん、こんばんは。
ご主人が最近読まれたんですね!
子供のころに読んだだけだと案外わすれてしまったりしますよね。
ぜひぜひ再読なさってみてください^^
Posted by: 瑛里 | January 23, 2006 at 01:25 AM
こんばんは、はじめてコメントさせていただきます☆
『星の王子さま』、最近はいろいろな訳者による新訳がいくつか出てきていますね。
それでも、内藤濯訳が一番好きです。
原文で読んだことのない(読めない)者としては、やはりなじみのある訳に親しみを感じてしまうのかもしれません。
本を手に入れたのは2000年のオリジナル挿絵の入った版ですから、子供のころから読んでいらっしゃる皆さんからしたら読んだのはまだ最近のことです(笑)
でも、きつねとの会話のあたりには付箋が付けてあります。本を開いてみたら、何かをメモしようとした紙も出てきました。
サン=テグジュペリが、素朴な感情として伝えたかったことを表現した箇所でしょう。
まさに、大切にする価値のある一冊ですね。
Posted by: nyu | January 23, 2006 at 01:26 AM
瑛里さんこんばんわ(^^)
TB・コメントありがとうございます。
『星の王子様』にはなんであんなに噛み締めたくなる言葉がたくさんあるのでしょうね。年齢を重ねると感じ方も変わります。一生かけて読んでいきたいです♪
勝手ながらリンクをさせていただきました。
今度ともよろしくお願い致しますm(_ _)m
Posted by: ねあ。 | January 23, 2006 at 06:07 PM
瑛里さん、こんばんは。
「星の王子さま」、私も子供の頃から大好きでした。
王子とバラの花。そしてキツネとの会話は、私もとても心に残ってます。
サン・テグジュペリは、飛行機乗りでもあったので宇宙へのあこがとか、同時にとても自然に描かれていますね。
Posted by: ワルツ | January 25, 2006 at 01:26 AM
nyuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
新訳、たくさん出ましたね。
アマゾンで検索してみたら「こんなにあったの!?」とびっくりしたぐらいです。
新訳のは立ち読みした程度ですが、私もやはり内藤さんの訳が
一番しっくりくるような気がします。
逐語訳すればよいってものでもないですしね。
2000年のオリジナル挿絵って色調が少し違うやつですね。
最初に見たときはちょっと違和感がありました(笑)
Posted by: 瑛里 | January 25, 2006 at 02:03 AM
ねあ。さん、コメントありがとうございます。
この本は、読む年代で心にひびいてくる部分が違うと思うんですよね。
子供向けではありますが、むしろ大人になってから読んだ方が
ぴんとくるかもしれませんね。
そんな本が手元にあって幸せだなあと思います^^
リンクありがとうございました!
Posted by: 瑛里 | January 25, 2006 at 02:05 AM
ワルツさん、こんばんは。
ワルツさんもお好きだったのですね。
なんだか嬉しいです^^
バラとのシーンもとても印象ぶかいです。
たくさんのバラを地上でみて、でも自分の星に残してきた
あのワガママなバラのほうがいいと思うシーンとか。
サンテグジュペリが飛行機乗りで、実際に不時着した経験もあるそうですね。飛行士はやっぱり彼自身が投影されているのかなーと思います。
Posted by: 瑛里 | January 25, 2006 at 02:08 AM
瑛里さん、こんばんは。きみ駒と申します。
今回初めて、そしてかなり遅れての「たら本」参加となりました。
TBさせていただきました。よかったら遊びに来て下さいね。
nyuさんもおっしゃられていますが、最近いろいろな方の新訳で、
そしてキレイな装丁の本が発刊されていますね。
手に取るもの楽しい。可愛い。いろいろ読み比べるのも楽しそうです。
新しい出会いで、今まで見ていた風景が全く違って見える、だなんて素敵。
あと、好きな人に「あれ、いいよね」って言われたら、
今までノーチェックだったものも、興味持ってしまえるとかね。
恋するって可愛いなぁ。あ、そんな意味でもいいでしょうか。
Posted by: きみ駒 | February 07, 2006 at 06:08 PM
おつかれさまです。
参上が遅くなりまして、申し訳ございません。
恥じ入るばかりでございます。
>『星の王子様』
恥ずかしながら、未読であります。『夜間飛行』もまだです。
反省であります。
>新井素子
懐かしい作家ですね。というより、私が高校の時に華々しくデビューした記憶がありましたから。
では、ご無礼、ご容赦のほどを。
Posted by: 多摩のいずみ | February 07, 2006 at 11:08 PM
きみ駒さん、はじめまして^^
コメントとTBありがとうございます。
新訳と新装丁、私も気になっているのです。
読み比べとか出来るといいのですけどね。なかなか^^;;
>恋するって可愛いなぁ。あ、そんな意味でもいいでしょうか。
いやいや結局つきつめるとそういうことだよね、と私も思います♪
今後もよろしくです!
Posted by: 瑛里 | February 11, 2006 at 02:47 AM
多摩のいずみさん、お忙しい中ありがとうございます。
星の王子様 は、、、大人になって初めて読んだ方がどういう感想を持たれるのかなーとちょっと興味あります。
ぜひぜひ読んでみてください。
新井さんと多摩のいずみさんはおそらく同世代なんですね。
私は最初にあのしゃべり言葉文体を読んだときには、
けっこうびっくりした記憶があります(笑)
それでは、今後ともよろしくお願いします^^
Posted by: 瑛里 | February 11, 2006 at 02:50 AM