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「ゴッホ殺人事件」 高橋克彦 

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「ゴッホ殺人事件」 高橋克彦 講談社文庫

パリ在住の絵画の修復家、由梨子の母が自殺した。貸し金庫には謎のリストが残されていた。 それは、どうやら、ゴッホの作品群らしい。それも、未発見のものばかり。由梨子はオルセー学芸員の 友人マーゴに相談する。調べていくうちに、ゴッホの更なる謎が明らかに。。。


ゴッホの未発見の作品群のリストが発見された。という魅力的な謎から話が始まる。
そして、その作品群を独自に追う「モサド」の面々や、由梨子の父親の謎が
からんで多角的に話が展開していく。下巻ではあの人も探偵役として登場!(全く前振りが無かったのでびっくり^^;;)
「ミステリ」的な部分は比較的早く、答えが見えてしまうのですが、
小説内で展開される、様々な新説、ゴッホの死因や、弟テオとの関係。ゴッホの作品が生存中は売れなかった理由、
などについて次々と新説が展開されていく場面は非常に面白くて
先が気になってどんどん読み進めてしまいます。
高橋さんの一連の絵画ミステリを読むと、いままで定説だとなんとなく思い込んでいたものが
視点を変えてみるとこんな考えが!?といつも驚かされます。
説得力がある反面、その裏返しというか、登場人物がやや断定口調なのが
気になるといえば気になるのですが^^;;

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